不動産トラブルTOP売買契約書に関することTR101
■契約金額のほかに200万円

 不動産業者でない I 氏から、安い土地があるので買ってくれないか という話にのって○○坪の土地を購入することにした。
 いよいよ契約という段にな ってから、I 氏から「売主が税金対策のため契約書の金額を200万円低く書いてほしいといっている」といってきた。もうすっかり買うことに決めていたので、この段になっては断りきれず承諾してしまった。
 また、売主が I 氏でなかっ たためその分も含めた仲介料も払うことになった。あとで考えるとなんとも納得のいかない話だ と思うようになった。こういうことは法的に許されるのでしょうか。
【二つのことが考えられます。
 一つはI氏のいうとおり、売り主の脱税行為です。譲渡所得金額を低く見せて所得税逃れをするために実際の取引価格より契約書の金額を低くすることを「裏契約」といいます。差額の領収書も出さないため、買主が後日、なんらかの都合で売却するようなことになったときに取得金額の根拠が無いため譲渡所得税を多く納めなくてはならないことになります。

 もう一つは、I氏が売り主に契約書を見せることによって200万円低い価格で売れたことにして実はその差額を自分の懐に入れてしまうやり方です。
 この場合は後者の可能性があります。不動産ブローカーや悪質な不動産業者は、おうおうにして話が決まってから少しづついろいろなことを言ってきます。変だと思ったら思い切って取引を中止するぐらいの毅然とした対応をとることが必要です。
本来なら、売買契約の白紙撤回と I 氏に支払った仲介手数料の返還を求めるべきだと思います。個人間取引では困難が伴いますが、都道府県庁の宅建指導担当へご相談してください。】☆