不動産トラブルTOP売買契約書に関することTR113
■購入の約束が反故に

 マンションの購入を考え物件を探しているところです。
不動産屋(Tリバブル)から紹介のあった物件を見に行って、私たちも気に入り、契約・購入に伴う説明を不動産屋から受けました。その時の説明は、『売り手希望売買額2,380万円に対して、買い手希望購入額で2,300万円(ローン)で購入申込みをした場合、1番に申込みをしているので、売り手からその申込みに対して受諾の返事があれば購入は間違いありません。あとは週末の契約締結を待つだけです。』ということを言われました。

私たちも素人でマンションなど買ったこともないもので、多額な資金の準備には時間がかかると思い、翌日売り手からの受諾の返事を不動産屋を通じて受けてすぐに、リフォームの発注や、銀行・行政書士・現在契約マンションの不動産屋・オーナーに連絡をマンション購入、引越しの決定を伝え早めにことを始めました。
 しかし、その翌日、他の2番目の買い手から2,350万円現金で用意するという申込みがあり、そちらに突然契約売買の話が移ったとの一方的な不動産屋からの連絡がありました。物件の契約・購入にあたって、一度売り手のほうで受諾しても、2番目からそれを上回る条件があれば1番手の受諾は破棄されるということを、説明しなかったこと(説明責任欠如)からくる買い手に生じたリフォーム発注にかかった費用や、その他もろもろの心的・時間的被害などの発生について、不動産屋に説明を求め、会社としての経緯説明・謝罪文書の提出、および発生した損害賠償の経費の請求を要望しました。
 しかし、不動産屋からは、口頭で今回トラブルの事実は認めるが文書での回答はできない、また損害に関しても返事はないとの結果です。
契約売買についての説明不足は認めているが、会社として回答はできず、損害に関しても一切負担はできないという点に対して納得がいきません。どうしても不動産に関わる知識や情報がない分、あちらの言い分に負けてしまいそうです。悔しいです。
【直ぐに物件の担保(売買契約の締結−手付け契約)ができなかった貴方には不運としかいいようがありません。
「突然売らないと言い出した売主」の回答欄を 参照してください。  これをふまえた上で補足します。 売主にしてみれば、契約の締結が無ければ本当に購入してもらえるかどう かの確証がありません。後に売り主から「資金の準備ができないので取りやめます」といわれても打つ手がありません。 売り主側としては早く好条件を提示したところ があれば、そこと商談を成立さすのが、契約社会です。
 また、その売主は売却の依頼を他社にも依頼している場合があります。 (この場合はその可能性があります) その他社の客が好条件を提示した場合、貴方と売主との間に契約が締結さ れていなければTリバブルとしてはその他社に対抗することができませ んし、売主に対して責任を問うこともできません。
 こういうことを防ぐためにも、気に入った物件があったらただちに契約を締結することが大切です。 手付契約にしておけば、買主は決済までに諸々の準備を整えることができま すし、また売主にしても手付け金の倍返しをしてまでも契約を破棄するメリットがなくなります。
 不動産の購入はタイミングが肝心といわれるのはこのためです。ただし、不動産会社は急いで契約してくださいとは言えません。買手の気持ちを煽ったり焦らしたりしてはいけないからです。 そういう意味でも、一番手、二番手云々・・・の話しも社会通念上、契約社会の常識と考えるべきで、説明責任欠如と言い切るのには無理があります。】