不動産トラブルTOP重要事項の説明と物件調査に関することTR405
■容積率を過少説明され、二世帯住宅を断念
 間取りを自由に決められる建て売り住宅を購入して約1年になりますが、最近、重要事項説明書に間違った記載があることがわかりました。ここは準工業地域で建蔽率60%、容積率200%の場所ですが、重要事項説明書には容積率が160%と書かれてありました。
そのため、敷地35坪(容積率160%では約56坪以内)で延床面積が約54坪の建物を建てました。 しかし、200%までの容積率ならばもっと他の選択肢(二世帯住宅を考えていた)もあったのに、それらを断念せざるをえなかったのです。
不動産業者はまちがいを認めていますが、私としては、 この重要事項説明書で容積率を間違った記載がされていたこと、 この事実関係について、損害を請求できるでしょうか。今となってはどうしようも無いとあきらめるしかないのでしょうか。
【まず、はじめに間取りを自由に決められる建て売り住宅は宅建業法違反です。建て売り住宅は建築確認申請が通った場合に限り建物プラン付き住宅として許されています。
次に容積率の間違いについては、調査不十分で不動産業者の宅建業法違反です。これまでの事例では容積率を実際より過大に説明したため、 建築の段階になって考えていた大きさの建物を建てることができなくなったというのがよくありますが、この場合は反対に実際より過少に説明したため、やむを得ず小さな建物を建ててしまったという事例です。
このために損害を被った場合は、損害賠償を求めることもできます。 具体的には、相手方との交渉になります。(その方法や賠償額に決まりがあるわけではありま せん。)】