不動産トラブルTOP重要事項の説明と物件調査に関することTR410
■隣家を通行しないと車か駐車場に入れない
 中古住宅の売買契約を締結しましたが、物件情報等報告書に記述のない物件価格に大きく左右すると思われる隣家の計画が引渡し前に発覚しました。
 その中古住宅は自家用車が敷地内に駐車することが可能ですが、駐車の際、隣家の敷地の一部を通行しなければなりません。
ところが契約後、隣家から、その敷地内に塀を造作する予定であり、売主には物件の売り出しを開始した時点から通知しており了解済みだと聞かされました。
この塀の造作により、敷地内での車の駐車は全く不可能になりますが、そのことを売主および仲介業者からも全く告げられていませんでした。
駐車ができないと日常生活に支障をきたすこと、ならびに、この建築計画が意図的に聞かされていないことを理由に白紙撤回としたいと考えます。可能でしょうか?なにかアドバイスの程よろしくお願いします。
【隣家の一部を通行しなければ駐車できないのであれば当然に売主の告知義務違反です。隣地の通行については仲介の業者も当然に承知していた筈ですから重要事項説明書で契約前に説明する義務があります。また、たとえ仲介業者がそれを知らなかったと言い訳しても地積図等て調査したときに通路の一部が隣地に掛かっていることはすぐに解った筈ですから調査不十分で宅建業法違反になります。
当然、資産価値も低いと考えられますし、場合によっては建て替えができないことも考えられます。
売り主の告知義務違反と業者の説明義務違反で契約の白紙撤回を求めることができます。】