不動産トラブルTOP重要事項の説明と物件調査に関することTR415
■「サービスルーム」を居室として販売
 3年ぐらい前に、現在、住んでいる新築マンションを購入しました。購入時のパンフレットや新聞折込広告で「4LDK」と記載されていて、そのつもりで購入しました。
最近、管理組合より竣工図を閲覧させて頂いた時に「3LDK+S」という事が発覚しました。偽って売った事に対して事業主や販売代理に責任はありませんか。訴訟することは可能ですか。又、これまで知らずにいて知人に「4LDK」と説明していた事が嘘になります。それに関しても慰謝料の請求は出来ますか。教えてください。

【当然に責任があります。相当いい加減な不動産業者(事業主、販売代理ともに)です。竣工図が正しいものとすれば、相手は間違いを認めるとは思いますが、「居室」と「S」はダイレクトに価格に影響する床面積の違いの表示ではないので損害賠償や慰謝料ということについては相当、困難な交渉になると思われます。
 新築マンションの場合は、他にも同様の区分所有者があると考えられますので、個々で対応するのではなくマンションの管理組合としてどう対処するべきか検討すべきでしょう。

 参考:建築基準法によって居室の有効採光率が決められており住宅の場合は、その部屋の開口部(窓等)の大きさが居室床面積の7分の1以上であることが必要です。この規定よりも窓等が小さいと居室として認められないので、サービスルーム「S」といいます。部屋の広さとしては直接は関係ありません。実際には独立した部屋として十分に使えても、採光がとりにくいということです。「ウォークインクローゼット」や「納戸」としていることもあります。

 「知人に説明していた」ことがどの程度の問題なのかなどは法律家でないので分かりませんが、その点に関しては弁護士または司法書士に相談していただければよいでしょう。】
061105080512