不動産トラブルTOP重要事項説明書と物件調査に関することTR422
■位置指定道路の記載があるが詳しい説明がない
 今、購入を検討している8区画の分譲地の前面道路は区画の所有者全員が持ち分割合で所有する位置指定道路と記載されていますが詳しい説明がありません。
将来的に位置指定道路に関してどのようなトラブルが起こりうるのでしょうか?また、現在、元の土地所有者が、分譲地の左奥に広い土地を所有して住んでいますが、将来、その土地を新たに売った場合、どのような影響がありえるのでしょうか?
【私道の場合は、持ち分所有者全員が、行政の管理する道路とは根本的に違うという認識を持っていることが必要です。
 持ち分所有者は、正確な承継(所有権移転)、水道や瓦斯などの地下埋設の承諾や許可、電柱設置位置、建築確認申請時の承諾有無、道路面の補修や草刈り、不法投棄、街灯の維持管理、それらに必要な費用負担などなど多岐にわたって全員が認識を共有していなければ様々なトラブルの要因となります。
また、左奥の土地が開発された場合は、その通行権や維持管理、費用負担も含めて検討する必要があります。

 私道だからといって必ずしも問題が起こるというわけではありません。しかし、発生した問題は行政が対応・処理してくれないことが多く、持ち分所有者で解決していかなければならないということです。
将来起こりうる様々なことを想定して管理組合などを作るのも一つの方法です。新規分譲の場合は、通常、そのための規約(案)作成など組合設立の準備を分譲業者が行います。
 これらのことを踏まえて、購入するかどうかを検討していただければよいと思います 。】

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