不動産トラブルTOP重要事項説明書と物件調査に関することTR425
■大雨で隣接する用水路があふれ床上浸水
 二方向が田の古家付き土地を購入しました。
田の用水路が隣接しており、家屋自体の基礎も低いため、水害の恐れは無いかと不動産業者さんに複数回確認しましたが、近所の人にも確認したけれど、数年前に用水路の先、大きな川に流れ込むところで治水工事を行っているので、今はもう心配は無いとの回答でした。
その業者さん自体も1.5kmほどに事務所を構えてお住まいですし、近所の方というのもご親戚だと仰っていましたので信用していました。

 古家をリフォームして住む旨は伝えてありました。
購入した直後、近隣の方々から「この家は水害に気をつけないといけない」と言われました。
「大丈夫と言ってたけど?」と思っていたところ、大雨で用水路が溢れ、床上浸水してしまいました。
火災保険から保険金が出ましたので、代理店であった不動産業者さんも水害にあった件は知っているはずですが特に何も言ってきません。

水害の心配は無いと言って契約を仲介した不動産業者さんに、損害賠償などの請求をすることは可能でしょうか?
可能なら弁護士さんなりに相談しようかと思います。
私が非常識なことを言っているのかも知れないと思い、相談させて頂きました。
【物件探しのときに、台風は大丈夫ですか?地震はありませんかなどの質問をされる方がいます。購入する方にとっては当然の心配ですが、

海の近くは強風や津波のおそれがありますし、環境の良い河川沿いの土地は洪水の心配が常にあります。山際の土地は、雪崩や地滑りの危険が潜んでいます。

ましてや用水路が隣接しているこの様な物件は、貴方が業者に質問されたように、容易に水害の危険等が推測できます。

そのような話しは過去には無かったあるいは最近は無かった、聞いたことが無いというのは、言っているその人にとってはあんがいうそ(知らなかった)では無いかもしれません。東日本大震災のように誰がその心配はありませんと保証できるのでしょうか。

それをそのまま信じて大きな買い物をしてしまう貴方には疑問を感じざるをえません。もっと自分で調べたり、直接、売主やご近所の人に話を聞いて、場合によっては購入を止めるなどの考えが必要だったのではありませんか。

安易に心配ありませんと答えた不動産業者には問題がありますが、不動産を購入するときには自分自身で判断しなくてはいけません。
 不動産業者に物件説明の不備について申し入れすることは可能ですが、司法の場で争っても、満足が得られるような結果にはならないように思います。】

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