不動産トラブルTOP物件の瑕疵と瑕疵担保責任に関することTR502
■仲介業者が修理済みと保証した中古住宅はシロアリだらけ
 今年の3月末に中古一戸建て(2階建)を購入しました。
契約時に、雨漏り・シロアリについての説明があり、仲介業者に確認させたところ修理してあるので問題ないとの返答でしたので購入に踏み切りました。このとき、現状有姿で瑕疵について問わない代わりに100万円の値引をするとのことで契約しました。
 ところがリフォームを行うため壁をはがすと、すべての部屋がシロアリ被害にあっており、見えるところのみ修理し、根本的な修理ができていない状態で修理不可能とのリフォーム業者の判断です。
リフォーム業者もこんなひどいのは見たことがないと云うほどの痛み具合なので買戻しを要求したところ、瑕疵担保責任はないと、全く応じる気配はありません。
 契約時に言われたすべて修理済みが嘘なので詐欺にあったみたいです。買戻しさせることはできるでしょうか。
【売買契約時にすでにあった欠陥で売主もそれを把握していなかった場合に、それを瑕疵といい瑕疵担保責任を問うことができます。この場合は売主は欠陥を知っていた筈ですから、その事実を告げなかったこと、およびすべて修理したと嘘をついたことになりますから、「現状有姿で瑕疵・・・」の条項は無効または該当せずと理解でき、当然に契約の解除を申し立てることができます。
また仲介した不動産業者の調査責任(この業者も嘘を知っていた可能性がある)は重大で仲介業者、売主ともかなり悪質なケースと考えられます。
 ただリフォーム業者の中には、大げさに言って消費者を騙す者も多くいます。片方だけの言い分だけでなく、仲介業者、売り主の言い分も踏まえて考えてください。
 まずは仲介業者の責任を追及してください。仲介業者の所属する不動産協会(重要事項説明書に記載)か都道府県庁の宅建指導課(名称は違っても必ず不動産業者を指導監督する部署が あります)へ相談してください。】