不動産トラブルTOP物件の瑕疵と瑕疵担保責任に関することTR503
■鉄製のバルコニーがボロボロ
 築23年になる居住中の中古住宅を購入しました。 2階のバルコニー(鉄製) が広いのでとても気に入ったのですが、購入後、バルコニーのプラスチック製の床?を退けてみたところ、錆びてボロボロに崩れて粉末状にな っていました。 撤去しなければ危ない状態だと思います。 すぐに不動産業者に連絡しましたが、「現状有姿だから、外溝は建物の値段に含まれていないから、バルコニーが使えないことを言わなかった のは故意じゃないから。」と言い張ります。 (建物の値段に外溝が含まれないなんてどこにも書いていないし、第一、 バルコニーって外溝?) 私たちはリフォームすべきところをやめて、バルコニーを取り替えなければならなくなりました。知っていたら、銀行からの借り入れ金額もも う少し変わっていたのに。 売主と同じだけ仲介料を払っているのに、売主の肩ばかりを持つ、不動産業者にも腹が立ちます。 しかし私たちは、売主にバルコニーの取り替えの費用(20万円程度)すべてを要求するつもりはありません。せめて、撤去・処分にかかる3万〜 3万5000円の費用を負担していただきたいと思っています。 しかし、不動産業者を通して売主に現バルコニーの撤去・処分の費用の話をしてもらったところ、売主は一切支払うつもりはないとのことでした。 売主と不動産業者に騙された思いでいっぱいです。 私たちはこんなに迷惑を被っているのに、法は何も守ってはくれないの でしょうか。何か対策はありませんか?
【価格の構成や売買契約書の瑕疵担保責任の内容などがどうなっているのかによって対応が変わりますが、一般的に築23年の木造建物 の場合は、程度の大小はありますがほとんどの場合、修理を必要とします。 また不動産としての価値は土地価格プラス残価(水道や外交設備等で建物を撤去し ても使えるものの価格)しか無いと考えられ、査定価格も土地価格が大半を占めているものと思われます。 中古住宅や古家を購入するときには、新築物件では無いということを頭にいれて、充分に検討・調査しなくてはなりません。特にバルコニーが気に入って ということですが、外回りや水回りは一番良く見て検討しなければなりません。 購入する前に気になることは遠慮せずに売主に質問し、修理やリフォーム の程度なども検討してから購入してください。 売主が不動産業者の場合には中古物件でも不良箇所の修理を含め瑕疵担保責任を問うことができますが、不動産業者でない個人が売主の場合は契約書の内容に左右されます。 なにもかも相手が悪いとお考えのようですが、自己責任の部分も踏まえ、相手方とお話会いで解決するようお奨めします。】