不動産トラブルTOP物件の瑕疵と瑕疵担保責任に関することTR505
■契約後から引き渡しまでの間に傷が増えた
  二月下旬に築4年の中古物件を契約しました。
昨日(4月中旬)、残金決済、引渡しの前に売主とともに物件を確認しました。
契約してから約一月半以上が経過しており、売主は引っ越したばかりです。
ところが、はじめに見たときより家の中の傷が増えていました。床の傷やへこみ等。
当方の不動産屋は中古は現状だから仕方ないといいます。引越でできた傷なら引越やさんに請求できるが証拠も無いといいます。
見たときより明らかに傷が増えていてもどうしようもないのでしょうか?
【そんなことはありません。契約した後から引き渡すまでは、売り主には物件を善意を持って保管する責任があります。(善管義務という)そうでないと「契約」という法的行為が意味をなさなくなるからです。
HPの「売買契約書の作り方」「第三条 売り主の引き渡し義務」を参照して下さい。

不動産業者が作成した契約書には、通常ならば同様のことが記載されている筈ですから、それを根拠に交渉すればよいと考えます。
「不動産屋は中古は現状だからうんぬん・・・」はこの場合関係ありません。契約した後、引き渡しまでの間に明らかに傷が増えたり、新たな故障が生じている場合は、それの是正を要求するかまたは契約の不履行で解約を申し入れすることができます。
 契約後の善管義務のことを充分、売り主に説明していない不動産業者にも責任の一端があります。

ただ、それを証明して、相手方や不動産業者を納得させる必要がありますが、相手方や不動産業者の態度によっては、司法の場で争う覚悟も必要となるかもしれません。】
070424090227