不動産トラブルTOP不動産業者に関することTR611
■知人に頼んだ購入予定の土地の立ち退き
 両親が土地を購入しようとしています。知り合いに頼んだとのことですが、相手の言われるままに動かされているようです。  来年4月に接骨院を開院するための土地を購入しようとしているのですが、知り合いから紹介された土地にはまだ古いマンションが建っていて、1件だけスナックが残っています。それで6月ごろ、そのマンションを持つA社とスナックとの交渉が終了次第、土地購入の交渉に入ることになりました。  A社と両親とは、不動産業者に仲介を依頼していて、不動産業者の話では当初、スナックは8/20までに出るとの事でした。それが、その日になってもいい移転先が見付からないとのことで、9月末までに伸びた上、A社からスナックに立退き料として支払う金額も増額請求してきたとの事でした。 不動産業者からは、両親からA社に支払う金額は変わらないから、と言われているのですが、なかなかスナックが出て行かないからか、スナックの方にも会わないといけなくなったと言い出し、約束の日に両親が出て行けば、用事が出来たからまた別の日を指定されたとのことで、 横から見ていると振り回されているように思えて心配しています。
不動産業者の仲介の仕事が出来ていないように思えてしょうがないのですが、どうなのでしょうか?
【その通りです。このような問題はすぐには解決しないでしょう。 不動産業者はもっとアドバイスを適切に行わなければなりません。立ち退きの交渉は一般に売主が行います。仲介無しの個人売買ならともかく、買主が直接交渉することはありません。 その道のプロならば別ですが、一般の人ではトラブルになる可能性大です。 不動産取引のトラブルでは「知り合いに頼んだ」というのが一番多く、充分な物件調査もせず、あいまいな取り決めと簡単な手順で契約を進めようとするからです。
立地条件等でどうしてもこの土地を入手したい場合は、相手が誠実かどうかを見極め、条件付き(不動産売買契約書 第3条 売主の引き渡し義務参照)で売買契約(手付け契約)を締結することで相手方に義務を負わせることができます。しかしこのようなケースでは、実際には困難なことが多く、この話しは無かったことにしてもらうか、完全に権利関係を含め「空き」になってから改めて検討するということを仲介の不動産業者に申し出ることをお奨めします。】