不動産トラブルTOP売却全般に関することTR907
■売却後のトラブルを避けたい

 現在住んでいる一戸建ての売却を予定しています。
12年前に一度改築して現在に至っておりますが、業者の売価見積もりで仮に販売して、その後、下水道・屋根・壁等に不良箇所が見つかった場合、売ってしまった後ではありますが、責任の所在は如何なるでしょうか。
出来るだけマイナス点もお話しするようにしておりますが、気が付かない場所もあろうかと思います。売った後でのトラブルは避けたいと思っています。
【中古建物を売却した後で、雨漏りやシロアリ被害など隠れた瑕疵が発見さ れる場合があります。 一般に特約条項で瑕疵担保責任期間を定め、期間内であった場合は その修理費用は売主負担としています。
また、「現況有姿売買とし、引き渡し後の責任は無いものとします」とい う特約をする場合もありますが、現況有姿売買とした場合であっても、古家などで補修が必要なことを特に断って契約した場合以外は、瑕疵担保責任があるとされています。
トラブルになるのは、売主が売却前から、当然に知っていただろうと思われる不具合を買主に告知していないことから起こります。
本来、仲介業者が十分に調査をして、(売主とともに)買主に告知する義務があるのですが、業者は契約を成立させたいがために、悪いことは説明 しないか、一部だけ説明して、さも信頼できる業者ですよというようなふりをすることが多々あります。 雨漏りやシロアリなどのほか土台の腐朽、各種設備の運転状況など気が付 いた不具合は買主に十分説明して納得してもらっておくことが大切です。
売主としては購入してもらいために、あまりいろいろ言いたくないものです が、不具合をだまっていたり、隠していたりすると必ず後でトラブルにな ります。購入者に「こういう状況ですが、価格はそれをふまえた値段のつもりです。」という売主側の意志を伝達しておくことが必要です。
そして売買契約書にはそれを書面化した告知書を添付するようにします。 これらは不動産業者が一般業務として行いますが、先に記したように不良業者の中には隠そうとする場合があります。 その場合は売主側から特約条項を契約書に入れ、告知書を作成するように申し入れてください。】